かもめ亭(離れ)

大地から、大気から、やりがいを摂取しよう!

【旧枠モダン】黒赤ビートダウン(マシーンヘッド)について

*今回使用していないデッキの内容になります。

 

1.はじめに

MH2以後(2021.06~)の旧枠モダンは三竦みの構図ができつつありました。

 

〇再現性の高いムーブ+連続的な返し+無限ループ1キル【カーミックボンバー】

〇鉄壁カウンター+ネビニラルの円盤+ミシュラランド【青黒ネザーゴー】

〇カーミックボンバーを速度で上回るビートダウン【赤緑ステロイド】他

 

そんな中、昨年末に開催された第10回GP旧枠モダンに置いては【赤単バーン】がセンセーショナルな優勝*1を搔っ攫い。世間の注目*2を集めました。

 

私自身はその大会で【赤緑ランデスステロイド】を使用し奇跡的にベスト4*3まで駆け上がるという快挙*4

 

2.次のデッキへ

ランデスステロイド】は幅広いメタゲームが特徴の旧枠モダンにおいて、メインから「略奪」「帰化」をフル投入しているため、ビートダウンを行いながらも置物*5に触りやすく、使用感はよかったのですが*6大会を終えて欠点が徐々に浮き彫りになっていきました。

 

  • 同型はマッチ通して最悪の相性、不要牌多すぎワロタ
  • クロックが遅い上に火力も稲妻頼りのためジリ貧になりがち
  • 上記からカーミックボンバーに対して微不利、ネザーゴーに対しても本来それほど効かない「強迫」が痛打になりかねないため有利とは言えない*7

大きな要素として上記3点、これでは優勝を目指すには厳しいと思い新しいデッキを考えることに

3.コントロールへのヘイトを高めた

ビートダウンを組むにあたって*8の絶対条件を決めました。【ネザーゴー】に最低でも微有利以上であること。現環境最強クラスのディフェンスを崩せなければ握る意味すらない。設計思想をそこから逆算しました。

 

そうして出来上がった迷作がこれである

 

4.デッキリスト

 

沼10

山2

血染めのぬかるみ4

硫黄泉4

アーボーグの火山2

反射池2

 

ダウスィーの殺害者4

萎縮した卑劣漢4

黒騎士4

ナントゥーコの影4

悪臭のインプ1

骨砕き2

 

強迫2

血の復讐2

不吉の月4

ファイレクシアの闘技場2

稲妻4

粉砕2

分解1

 

サイド

 

墓所を歩くもの3

死体焼却2

強迫2

燻し2

紅蓮地獄2

モグの分捕り2

終止1

氷の干渉器1

 

デッキコンセプト

  • 良質なウィニークリーチャーを全体強化でバックアップ
  • 「除外」を掻い潜ることを重視し極力2マナ圏で展開
  • 1マナの呪文を多く取り早いターンでの2アクションを意識
  • 「ネビニラルの円盤」に屈しないためのタッチ赤
  • 卑劣漢*9によりメインから無理のない墓地対策
  • 「砂漠」「葬送の魔除け」*10「ゴブリンの砲撃」*11「モグの狂信者」*12に耐えるタフネス2以上のクリーチャーで固める*13

 

  • リバイズド版の黒騎士と不吉の月を使いたかった

 

5.戦績

2022.4.16 旧モファイトクラブ

青緑リスアラーム〇〇

リースカーミックボンバー✖✖

青黒ネザーゴー✖〇〇

 

2022.5.7 BIGMAGIC秋葉原

青緑コントロール〇〇

緑単ヌー✖✖

赤黒ゴブリン召集✖✖

 

青系デッキ勝率:100パーセント*14

非青系デッキ勝率:0パーセント*15

 

極端すぎんか?

 

6.各カードの採用理由

「沼」

ナン影をはじめ黒マナが常に必要なため枚数多くしたいです、財布に優しい

 

「山」

本当は1枚まで削りたいところです、このデッキの山は3ターン目以降に出さないとクリーチャーが早期に出なくなるため引きたくありません。サイドのモグの分捕りをタダ打ちすることまで踏まえての2枚

 

「血染めのぬかるみ」

可能な限り沼を出します。2T目までに山を出すようなハンドはキープしません。

 

「硫黄泉」

黒ダブルから始まるデッキのため高い確率でダメージを受け続けます、挙句ナン影の効果でもペインするため非常に健康に悪いです*16

 

「アーボーグの火山」

タップインはできるだけ避けたかったのですが、赤マナなくて稲妻打つのが遅れるケースが目立ったため2枚。反射池を先出ししておけば火山をタップインしても池から稲妻を捻出できます

 

「反射池」

実質沼、普通のデッキならペインのダメージを緩和してくれますが後半はどうせフルタップしてナン影に食わせるため本当に実質沼です

 

「ダウスィーの殺害者」

対青系デッキにおいて強力な一枚です。特に青緑はこれに対する綺麗な回答を持たずに「鋸刃の矢」でも引かないとかなりの痛手を負います。対ビートダウン*17にはライフレースを強いられますが、「黒騎士」とセットで出したりスペルでバックアップすることを心がけます。

 

「萎縮した卑劣漢」

旧枠モダン界の「漁る軟泥」。アタッカーの中での序列は低めですが象のFBを阻害したり落とした「冥界のスピリット」「起源」をメインから対策できるのは嬉しいところ。ライフを詰めることにはあまり期待できません。だいたい熊

 

「黒騎士」

カッコイイ

先制攻撃2/2は小粒をにらみつけ、月1枚あれば象を恐れずに立ち迎えます。プロテクション白は「今わの際」を打たれずに「霊体の先達」をすりぬける*18ことができるので悪くはありません

 

「ナントゥーコの影」

マナフラ受け要員兼エースアタッカー、たぶんこのデッキで一番強いカードです。ネザーゴー対面では魔除けをケアして沼を常に1枚残して殴りましょう*19

 

「悪臭のインプ」

なんとショックインができます*202/2飛行のスペックは悪いものではなく、5枚目のダウスィーが欲しくて入れました。

ただでさえ土地からライフ減らすデッキなので青ない相手には速攻サイドアウトしましょう

 

「骨砕き」

不吉の月を使う以上はある程度生物を確保しないと効果が薄くなります。「顔なしの解体者」「ネクラタル」とライバルはいますが3T目に砕きを出してブロッカーを落として騎士や卑劣漢でダメージを与える動きをしたかったのでこれにしました。月が出ていればエコー払って2/2飛行として立ち回れます。

 

「強迫」

安全確認というよりは相手の致命的なカードを落としたいところです。枚数に悩みましたが2:2に抑えました。ビートダウン相手にはほぼ不要牌になります。

強迫⇒ダウスィーorナン影は青系に対して強力なムーブなので非常に気持ちいいです。

 

「血の復讐」

ベンデッタ!*21ライフロスこそしますがテンポを最優先したため採用、ブロックに回ってきたファクトリーや殴ってきたフェアリーがターゲットです。感覚的には5.6枚目の稲妻であり黒1が浮くケースが多かったため悪くはなかったです。

 

それにしてもこのデッキ自傷行為が多すぎる*22

 

「不吉の月」

黒系ビートダウンはどうしても2/2が主戦力になってしまいます。そのような中で世界最強動物象*23さん*24には蹂躙されることが必至であり、サイズで張り合うために4枚採用しました。シャドーや飛行を強化することでコントロールに対しても圧をかけていけます。

 

「ファイレクシアの闘技場」

軽いデッキであるため引き増しをすることでアクション数をどんどん伸ばしていけます。ライフは捨てていきましょう!

 

「稲妻」

つよいんだわ

 

「分解」

マナフラ受けX火力兼「冥界のスピリット」追放除去です。なんとなく入れた枠なので怪しい

 

「粉砕」

ゴミ

 

墓所を歩くもの」

卑劣漢があってもカーミックボンバーには不利よりだったため追加の墓地対策要員です。月デッキである以上なるべく生物に頼りたい

 

「死体焼却」

見えてない墓地対策も必要、そう考えていた時期が僕にもありました。

 

「強迫」

コントロールに対して骨砕きと入れ替えます(ベンデッタはミシュラランド用に残す)

 

「燻し」

ビートダウンに対して強迫と入れ替えます。ファイトクラブの時はメインでしたが

”どうせファクトリーぶち壊すなら粉砕と変わらなくね?円盤割れるから粉砕のほうが強いまである

 

象「呼んだ?」

 

「紅蓮地獄」

横展開に対してどうしても一歩負けるゲームが目立ったため軽いリセットとして採用、月が出ていればこちらはだいたい3/3なので一方的に残れます。「蔓延」だと打ったターンのクロックが落ちてしまうためこちらにしました*25

 

まあゴブリン相手に投入して月が引けずに泣く泣くパイロ投げて黒騎士2体も一緒に焼死したんですがね…

 

「モグの分捕り」

0マナで打てるからネザーゴーに効きそう、というのはまやかしです。フェッチや「塩の湿地」もあり島の枚数が多くないため島が場に出されずゲームエンドまで行くこともままあります。投入はしますがだいたい3マナで打つことになるでしょう

 

このカードが真価を発揮するのは対「青緑」「青赤」です。フェッチランドもタップインデュアルもないためどうしても基本土地を増やさざるを得ず。おまけにパーマネント処理を「ネビニラルの円盤」に依存する傾向があり*260マナで(゚д゚)ウマーできるチャンスが多いです。ファクトリー諸共バリバリ割っていきましょう。

 

「終止」

黒赤デッキの専売特許ですが旧枠モダンにおいてはどうにも使いづらさが拭えない一枚です。燻しだけで固めると不意の4マナ以上を処理できないため散らした採用です。赤マナを高確率でペイン経由から出す機会が多いのも厭なところです。

 

「氷の干渉器」

プロテクションに対して回答が少ない色であるため気持ち被害を抑えるため採用、使っていないため使用感がわかりません。

 

6.終わりに

というわけで本選一か月前に【黒赤マシーンヘッド】は諦めました。先日の第12回GP旧枠モダンを振り返っても、赤いデッキがTOP4を占めている現状ではこのようなライフ軽視型の挙句サイズで劣っているビートダウンでは厳しいの一言だと思います。

 

赤緑ステロイドの記事はおそらく帝さん@mikado0120が書いてくれると信じているので私はこのお蔵入りデッキの反省文を書かせていただきました。

 

改めて、第12回GP旧枠モダン、ありがとうございました!

*1:魔力激突のコインフリップで優勝が決まった

*2:田舎あるあるの〇〇と✖✖が付き合った、みたいなやつ

*3:優勝者に負けたから実質2.5位と言っても過言ではない

*4:👏👏👏

*5:ブロッカーとしてシェアが高い「ミシュラの工廠」含む

*6:16000円払ってリクルーターPTK日を4枚買ってよかった

*7:ネビニラルの円盤を略奪帰化でたたき割る前提のため見られていると辛い

*8:俺はコントロールが下手くそでな

*9:漁る軟泥!

*10:ネザーゴー

*11:カーミックボンバー

*12:主にバーン

*13:骨砕きはスペル扱い

*14:すごーい!(*‘ω‘ *)

*15:は?(´˙-˙ `)

*16:最近パイオニア始めたんですけど最近のランドは強いですな…身体に優しい

*17:特に象

*18:向こうもすりぬけるんだわ

*19:って試合終わった後教えてもらった

*20:ものは言いよう

*21:昔スクイーボーイって漫画ありましたよね

*22:青系コントロールに負ける場合はライフがどうこうよりも四肢を封じられてしゃべる肉にされてから殺されるのでペイライフなど実質タダという考え

*23:パオ吉と巷で呼ばれてる

*24:おまけに増産される

*25:サルタリーの僧侶がそれほど苦にならないデッキであることも大きい

*26:特に青緑

【旧枠モダン】黒赤ビートダウン(マシーンヘッド)について

*今回使用していないデッキの内容になります。

 

1.はじめに

MH2以後(2021.06~)の旧枠モダンは三竦みの構図ができつつありました。

 

〇再現性の高いムーブ+連続的な返し+無限ループ1キル【カーミックボンバー】

〇鉄壁カウンター+ネビニラルの円盤+ミシュラランド【青黒ネザーゴー】

〇カーミックボンバーを速度で上回るビートダウン【赤緑ステロイド】他

 

そんな中、昨年末に開催された第10回GP旧枠モダンに置いては【赤単バーン】がセンセーショナルな優勝*1を搔っ攫い。世間の注目*2を集めました。

 

私自身はその大会で【赤緑ランデスステロイド】を使用し奇跡的にベスト4*3まで駆け上がるという快挙*4

 

2.次のデッキへ

ランデスステロイド】は幅広いメタゲームが特徴の旧枠モダンにおいて、メインから「略奪」「帰化」をフル投入しているため、ビートダウンを行いながらも置物*5に触りやすく、使用感はよかったのですが*6大会を終えて欠点が徐々に浮き彫りになっていきました。

 

  • 同型はマッチ通して最悪の相性、不要牌多すぎワロタ
  • クロックが遅い上に火力も稲妻頼りのためジリ貧になりがち
  • 上記からカーミックボンバーに対して微不利、ネザーゴーに対しても本来それほど効かない「強迫」が痛打になりかねないため有利とは言えない*7

大きな要素として上記3点、これでは優勝を目指すには厳しいと思い新しいデッキを考えることに

3.コントロールへのヘイトを高めた

ビートダウンを組むにあたって*8の絶対条件を決めました。【ネザーゴー】に最低でも微有利以上であること。現環境最強クラスのディフェンスを崩せなければ握る意味すらない。設計思想をそこから逆算しました。

 

そうして出来上がった迷作がこれである

 

4.デッキリスト

 

沼10

山2

血染めのぬかるみ4

硫黄泉4

アーボーグの火山2

反射池2

 

ダウスィーの殺害者4

萎縮した卑劣漢4

黒騎士4

ナントゥーコの影4

悪臭のインプ1

骨砕き2

 

強迫2

血の復讐2

不吉の月4

ファイレクシアの闘技場2

稲妻4

粉砕2

分解1

 

サイド

 

墓所を歩くもの3

死体焼却2

強迫2

燻し2

紅蓮地獄2

モグの分捕り2

終止1

氷の干渉器1

 

デッキコンセプト

  • 良質なウィニークリーチャーを全体強化でバックアップ
  • 「除外」を掻い潜ることを重視し極力2マナ圏で展開
  • 1マナの呪文を多く取り早いターンでの2アクションを意識
  • 「ネビニラルの円盤」に屈しないためのタッチ赤
  • 卑劣漢*9によりメインから無理のない墓地対策
  • 「砂漠」「葬送の魔除け」*10「ゴブリンの砲撃」*11「モグの狂信者」*12に耐えるタフネス2以上のクリーチャーで固める*13

 

  • リバイズド版の黒騎士と不吉の月を使いたかった

 

5.戦績

2022.4.16 旧モファイトクラブ

青緑リスアラーム〇〇

リースカーミックボンバー✖✖

青黒ネザーゴー✖〇〇

 

2022.5.7 BIGMAGIC秋葉原

青緑コントロール〇〇

緑単ヌー✖✖

赤黒ゴブリン召集✖✖

 

青系デッキ勝率:100パーセント*14

非青系デッキ勝率:0パーセント*15

 

極端すぎんか?

 

6.各カードの採用理由

「沼」

ナン影をはじめ黒マナが常に必要なため枚数多くしたいです、財布に優しい

 

「山」

本当は1枚まで削りたいところです、このデッキの山は3ターン目以降に出さないとクリーチャーが早期に出なくなるため引きたくありません。サイドのモグの分捕りをタダ打ちすることまで踏まえての2枚

 

「血染めのぬかるみ」

可能な限り沼を出します。2T目までに山を出すようなハンドはキープしません。

 

「硫黄泉」

黒ダブルから始まるデッキのため高い確率でダメージを受け続けます、挙句ナン影の効果でもペインするため非常に健康に悪いです*16

 

「アーボーグの火山」

タップインはできるだけ避けたかったのですが、赤マナなくて稲妻打つのが遅れるケースが目立ったため2枚。反射池を先出ししておけば火山をタップインしても池から稲妻を捻出できます

 

「反射池」

実質沼、普通のデッキならペインのダメージを緩和してくれますが後半はどうせフルタップしてナン影に食わせるため本当に実質沼です

 

「ダウスィーの殺害者」

対青系デッキにおいて強力な一枚です。特に青緑はこれに対する綺麗な回答を持たずに「鋸刃の矢」でも引かないとかなりの痛手を負います。対ビートダウン*17にはライフレースを強いられますが、「黒騎士」とセットで出したりスペルでバックアップすることを心がけます。

 

「萎縮した卑劣漢」

旧枠モダン界の「漁る軟泥」。アタッカーの中での序列は低めですが象のFBを阻害したり落とした「冥界のスピリット」「起源」をメインから対策できるのは嬉しいところ。ライフを詰めることにはあまり期待できません。だいたい熊

 

「黒騎士」

カッコイイ

先制攻撃2/2は小粒をにらみつけ、月1枚あれば象を恐れずに立ち迎えます。プロテクション白は「今わの際」を打たれずに「霊体の先達」をすりぬける*18ことができるので悪くはありません

 

「ナントゥーコの影」

マナフラ受け要員兼エースアタッカー、たぶんこのデッキで一番強いカードです。ネザーゴー対面では魔除けをケアして沼を常に1枚残して殴りましょう*19

 

「悪臭のインプ」

なんとショックインができます*202/2飛行のスペックは悪いものではなく、5枚目のダウスィーが欲しくて入れました。

ただでさえ土地からライフ減らすデッキなので青ない相手には速攻サイドアウトしましょう

 

「骨砕き」

不吉の月を使う以上はある程度生物を確保しないと効果が薄くなります。「顔なしの解体者」「ネクラタル」とライバルはいますが3T目に砕きを出してブロッカーを落として騎士や卑劣漢でダメージを与える動きをしたかったのでこれにしました。月が出ていればエコー払って2/2飛行として立ち回れます。

 

「強迫」

安全確認というよりは相手の致命的なカードを落としたいところです。枚数に悩みましたが2:2に抑えました。ビートダウン相手にはほぼ不要牌になります。

強迫⇒ダウスィーorナン影は青系に対して強力なムーブなので非常に気持ちいいです。

 

「血の復讐」

ベンデッタ!*21ライフロスこそしますがテンポを最優先したため採用、ブロックに回ってきたファクトリーや殴ってきたフェアリーがターゲットです。感覚的には5.6枚目の稲妻であり黒1が浮くケースが多かったため悪くはなかったです。

 

それにしてもこのデッキ自傷行為が多すぎる*22

 

「不吉の月」

黒系ビートダウンはどうしても2/2が主戦力になってしまいます。そのような中で世界最強動物象*23さん*24には蹂躙されることが必至であり、サイズで張り合うために4枚採用しました。シャドーや飛行を強化することでコントロールに対しても圧をかけていけます。

 

「ファイレクシアの闘技場」

軽いデッキであるため引き増しをすることでアクション数をどんどん伸ばしていけます。ライフは捨てていきましょう!

 

「稲妻」

つよいんだわ

 

「分解」

マナフラ受けX火力兼「冥界のスピリット」追放除去です。なんとなく入れた枠なので怪しい

 

「粉砕」

ゴミ

 

墓所を歩くもの」

卑劣漢があってもカーミックボンバーには不利よりだったため追加の墓地対策要員です。月デッキである以上なるべく生物に頼りたい

 

「死体焼却」

見えてない墓地対策も必要、そう考えていた時期が僕にもありました。

 

「強迫」

コントロールに対して骨砕きと入れ替えます(ベンデッタはミシュラランド用に残す)

 

「燻し」

ビートダウンに対して強迫と入れ替えます。ファイトクラブの時はメインでしたが

”どうせファクトリーぶち壊すなら粉砕と変わらなくね?円盤割れるから粉砕のほうが強いまである

 

象「呼んだ?」

 

「紅蓮地獄」

横展開に対してどうしても一歩負けるゲームが目立ったため軽いリセットとして採用、月が出ていればこちらはだいたい3/3なので一方的に残れます。「蔓延」だと打ったターンのクロックが落ちてしまうためこちらにしました*25

 

まあゴブリン相手に投入して月が引けずに泣く泣くパイロ投げて黒騎士2体も一緒に焼死したんですがね…

 

「モグの分捕り」

0マナで打てるからネザーゴーに効きそう、というのはまやかしです。フェッチや「塩の湿地」もあり島の枚数が多くないため島が場に出されずゲームエンドまで行くこともままあります。投入はしますがだいたい3マナで打つことになるでしょう

 

このカードが真価を発揮するのは対「青緑」「青赤」です。フェッチランドもタップインデュアルもないためどうしても基本土地を増やさざるを得ず。おまけにパーマネント処理を「ネビニラルの円盤」に依存する傾向があり*260マナで(゚д゚)ウマーできるチャンスが多いです。ファクトリー諸共バリバリ割っていきましょう。

 

「終止」

黒赤デッキの専売特許ですが旧枠モダンにおいてはどうにも使いづらさが拭えない一枚です。燻しだけで固めると不意の4マナ以上を処理できないため散らした採用です。赤マナを高確率でペイン経由から出す機会が多いのも厭なところです。

 

「氷の干渉器」

プロテクションに対して回答が少ない色であるため気持ち被害を抑えるため採用、使っていないため使用感がわかりません。

 

6.終わりに

というわけで本選一か月前に【黒赤マシーンヘッド】は諦めました。先日の第12回GP旧枠モダンを振り返っても、赤いデッキがTOP4を占めている現状ではこのようなライフ軽視型の挙句サイズで劣っているビートダウンでは厳しいの一言だと思います。

 

赤緑ステロイドの記事はおそらく帝さん@mikado0120が書いてくれると信じているので私はこのお蔵入りデッキの反省文を書かせていただきました。

 

改めて、第12回GP旧枠モダン、ありがとうございました!

*1:魔力激突のコインフリップで優勝が決まった

*2:田舎あるあるの〇〇と✖✖が付き合った、みたいなやつ

*3:優勝者に負けたから実質2.5位と言っても過言ではない

*4:👏👏👏

*5:ブロッカーとしてシェアが高い「ミシュラの工廠」含む

*6:16000円払ってリクルーターPTK日を4枚買ってよかった

*7:ネビニラルの円盤を略奪帰化でたたき割る前提のため見られていると辛い

*8:俺はコントロールが下手くそでな

*9:漁る軟泥!

*10:ネザーゴー

*11:カーミックボンバー

*12:主にバーン

*13:骨砕きはスペル扱い

*14:すごーい!(*‘ω‘ *)

*15:は?(´˙-˙ `)

*16:最近パイオニア始めたんですけど最近のランドは強いですな…身体に優しい

*17:特に象

*18:向こうもすりぬけるんだわ

*19:って試合終わった後教えてもらった

*20:ものは言いよう

*21:昔スクイーボーイって漫画ありましたよね

*22:青系コントロールに負ける場合はライフがどうこうよりも四肢を封じられてしゃべる肉にされてから殺されるのでペイライフなど実質タダという考え

*23:パオ吉と巷で呼ばれてる

*24:おまけに増産される

*25:サルタリーの僧侶がそれほど苦にならないデッキであることも大きい

*26:特に青緑

かもめ亭バトルファクトリー5D 各チームドラフト指名順

かもめ亭バトルファクトリー5D、全参加チームのドラフト指名順です(記録として残しておきます)

 

*記号の横についている〇✖は指名重複した際のクジ結果です

 

セ・リーグ

 

宮原系男子(予選2位通過)

1位 〇A-11 ラヴァル

2位 ✖B-12 エレキ 外れ2位 B-10 〇ゲートHERO

3位 C-10 サイバードラゴン

 

強欲で謙虚なイベント準備会

1位 ✖C-7 サイキック 外れ1位 C-12 昆虫族

2位 ✖B-2 ライトロード 外れ2位 ✖B-10 ゲートHERO 

外れ々2位 B-6 X-セイバー

3位 ✖A-1 インフェルニティ 外れ3位 A-7 旋風BF

 

馬場ドラ

1位 C-9 エーリアン

2位 A-12 ワーム

3位 ✖B-9 霞の谷 外れ3位 B-7 ジェムナイト

 

千葉滋賀佐賀

1位 〇C-7 サイキック

2位 〇B-2 ライトロード

3位 〇A-1 インフェルニティ

 

強きの強打マナ悪はやと(予選1位通過)

1位 B-1 光アンデ

2位 C-11 AOJ

3位 ✖A-1 インフェルニティ 外れ3位 A-3 クイックジャンド

 

うおお三銃士(予選3位通過)

1位 A-5 墓守

2位 B-5 ダークモンスター

3位    C-6 ビークロイド

 

 

パ・リーグ

 

織田同志会(予選2位通過)

1位 A-4 アライブ剣闘獣

2位 〇B-12 エレキ

3位 ✖C-2 魔轟神 ✖外れ3位 C-3 リチュア 外れ々3位 C-1 ガスタ

 

ちゃろ会

1位 C-8 ナチュル

2位 ✖A-10 カエル帝 外れ2位 A-9 スクラップ

3位 〇B-9 霞の谷

 

近所のWANGCHANGお家大集合

1位 ✖C-8 ナチュル 外れ1位 B-8 ジュラック

2位 〇A-10 カエル帝

3位 C-5 ディフォーマー

 

ウゴンレンウイセW(全勝・予選1位通過)

1位 ✖A-11 ラヴァル 外れ1位 C-4 氷結界

2位 ✖B-12 エレキ 外れ2位 B-3 ヴァイロン

3位 ✖A-1 インフェルニティ 外れ3位 A-6 墓地BF

 

チーム早稲田

1位 B-11 マシンナーズ

2位 A-8 スキドレTG

3位 ✖C-2 魔轟神 外れ3位 〇C-3 リチュア

 

ええ(予選3位通過)

1位 A-2 代行天使

2位 ✖B-2 ライトロード 外れ2位 B-4 天変ディーヴァ

3位 〇C-2 魔轟神

第10回GP旧枠モダン レポート

1.今回使用したデッキ

夏の旧枠モダンウィークエンドで大敗を喫し(いつもと大差ないスコア)、様々なデッキを触って環境を模索していました。

 

前回入賞の赤黒ブレイズ・カーミックボンバー・ネザーゴーはどれもストロングポイントを持ち、手強い相手になるのは次回も確実。ひとまずこの3強に焦点を絞ってデッキを組んでいました。

 

11月のBIGMAGICショップ大会では、黒のアグロに赤の火力と置物破壊を添えた【赤黒マシーンヘッド(もどき)】を持ち込みました。強迫でハンドを崩しながら不吉の月でバックアップしたダウスィーの殺害者・ナントゥーコの影・黒騎士などでビートダウンするデッキで、これまた愛好者の多い【青緑コントロール】を2名撃破するも、前回チャンピオンの【赤黒ブレイズ】に成す術なく敗北したため同型色相手にはこのデッキダメだと悟り断念(ボッコボコにされた・不吉の月と強迫が完全な不要牌)

 

その後覚悟を決めて三国志日本語の帝国の徴募兵を4枚購入し(計16000円)*1【赤黒ブレイズ】を組んで回していました

 

回している最中、相棒である太郎君の【白青ビートダウン】にボコボコにされて思い直すことに、対コントロールに寄せているため白兵戦になると辛い…ならば象では?

 

f:id:kaixa913xxx:20211212130000j:plain

いつの時代もスタッツこそが正義だと気づかされた

 

”旧枠モダンは象トークン”を集めるところから始まる。先人の言葉を( ゚д゚)ハッ!と思い出し獣群の呼び声を活用するデッキ-【ステロイド】-しかしながら唯のステロイドでは【ネザーゴー】そして【激動ゾンビ】が辛い、というか「ネビニラルの円盤」という大量破壊兵器が跋扈しているため横並び戦略は取りにくい。ということもありランデス戦略を備えた【赤緑ランデスステロイド】に流れ着きました。「略奪」でネビニラルの円盤と土地を両方見れるのも好ましかったためです。

 

(その過程で【エルフ】や【赤単ポンザ】も候補であり悩み、アグロとコントロールの両面を見て【白青ミルストーリー】を考えたりもしました。ですが参加者に【機知の戦いBABEL】が2名以上いることがほぼ確実だったためミルストーリーは真っ先にお蔵入りに)*2

 

2.デッキリスト(赤字はモダンホライゾンⅡ新規カード)

土地(23)

カープルーザンの森 4

樹木茂る山麓 4

樹上の村 2

ペンデルヘイヴン 1

森 7

山 5

 

クリーチャー(17)

極楽鳥 4

ノワールのエルフ 2

密林の猿人 4

帝国の徴募兵 2

なだれ乗り 4

包囲攻撃の司令官 1

 

スペル(20)

怨恨 4

稲妻 4

獣群の呼び声 4

石の雨 2

略奪 3

帰化 3

 

サイドボード

 

防御の光網 4

地の封印 4

紅蓮地獄 3

トーモッドの墓所 1

帰化 1

ハリケーン 1

鋸刃の矢 1

 

2021年はデルタルーン・チャプター2がリリースされたので記念にアンダーテールのプレイマットを持ち込みました(今回持ち込もうとして注文してたプレマが届かずに断念したため) 

 

 

3.対戦レポ

1 茶単トロン 〇×〇 サイコロ〇

 

1-1 マナクリからのロケットスタートランデスでトロンを割りながらビートダウン、早く決められてよかった

 

1-2 象+帰化で踏ん張るも魂のトリスケリオン連打に屈する、あのロボットホンマ強い

 

1-3 マナクリからのロケットスタート、象さんを増産しつつビートダウン!

 

2 青赤アネックスワイルドファイア 〇〇 サイコロ〇

 

2-1 メタゲームでこのアーキタイプが3名もいたため当たりたくないと思ってたら本当に当たった、土地が2枚で止まるも小粒で殴り続けてライフを詰める、火を打たれたけどなんとか削りきった

 

2-2 併合に帰化を打ってカウンターを使わせて根性でグリッドを通せた、火を打たれるもグリッド下の樹上の村は強かった。(集中を連打されるも土地が伸び切らなかったため助かった)

 

3 ステロイド ×× サイコロ×

 

3-1 先手取られてマナクリが出てきた瞬間視界が歪む、同型対策してねえし!!!

戦闘魔導士までメインから入っていたためフルボッコされる。相手方はステロイドが得意としていることをストレートに実現しているため相性最悪だった。

 

3-2 サイドから入れるものがねえ!!!*3助けて!!!スキジックにミリーまで出てくるよ!!!

 

4 赤単バーン ×〇〇 サイコロ×

 

4-1 モグの狂信者の前にはマナクリの人権がねえ!象さんを増産して応戦するも稲妻火葬火山の鎚の前になかなか攻撃が通らず、ライフ1まで詰めたけど炎の稲妻FBで4点削られて焼死*4

 

4-2 死にたくない、ケツイを込めた帰化で吠えたける鉱山を操業停止に追い込み*5なんとか殴りきった

 

4-3 死にたくない、途中マナフラしてしまい停滞、そして相手の場に狂信者、ミシュラの工廠2枚。満を持してドヤ気味に置かれた世界最高聖遺物「ネビニラルの円盤」*6死にたくない。そして引いてきた「ハリケーン」、マナクリ込みで9マナ出せる状態だったため、ジャッジコールしてゲームが引き分けになった場合ののルール確認をした*7。4ゲーム目がある(白黒はっきりつく)とのことなのでケツイを力に変えて全力ハリケーン、仕切り直し!!!

 

4-4 死にたくない、とにかく気持ちで負けないようにと念じてプレイしてた。ありがとう象さんとお猿さん

 

5 トリコロール ×〇〇 サイコロ〇

 

5-1 象さんと猿さんは大正義Lightning Angelがバチコリきついんですわ、ランカー象でダメージレースをしかけるもライフ4を削りきれずに負け

 

5-2 ランデスが効果的に決まり、トリコ特有の色周りのきつさにつけこんで殴りきる。「嘘か真か」を打たせる余裕を作りたくない。

 

5-3 ランカー猿で殴り続け象も投下、相手の方も世界最高(ryを設置するもケツイを注入した帰化で割って一気に5まで詰める、最後は立ってる工廠にランデスを打ちこじ開けて殴り勝つ!

 

4-1!!!旧枠モダンやってて初めて本選進出!!!

 

(1位通過)

 

SE1 青白コントロール 〇〇 先手

 

1 マナクリ石の雨スタート、テンポ崩しながらクリーチャーを投下し殴りきる。神の怒りを喰らうも勝利

 

2 ライフを11まで減らしたところで「精油の壁」「翼の破片」で徐々にペースを握られる、グリッドが通ったため手札に温存しておいた稲妻2枚とギャンコマで1ターンで14ライフ削りきって勝利!!(あと1点以上ライフ多かったらたぶん無理だった)

 

SE2 赤単バーン 〇×× 先手

 

1 3ゲーム目に記憶を持っていかれたためあまり覚えてない(後日動画が運営からうpされる?)殴りきって勝ち

 

2 吠えたける鉱山を割れない!操業停止に追い込めない!4枚投入の帰化が引けない!!!ウボァー

 

3 相手方がタップインスタートで少しもたつく、削り削られの最中

 

「怒鳴りつけ」 

 

死ぬか死亡するかどっちがいい?みたいな選択肢を突き付けられる。5点ダメージを喰らって残り7点、というか土地引け、3マナで止まると象が墓地に2枚あるのに増産体制が取れないんじゃ

 

そしてドローフェイズ 

 

つ「樹上の村

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土地なんだけどね、うん…違うんだよ

 

あと一歩及ばず無念の焼死。対戦ありがとうございました!

 

4.おわりに

 

2018年から旧枠モダンを遊び始めて早3年と少し、ようやく大会で入賞できたということもあり、大変満足な1日でした。準決勝においては敗れはしたものの自分としては力を出し切った感じがあり。清々しい気分で決勝戦を見届け、帰宅することができました*8

 

2021年、「モダンホライゾンⅡ」の発売による旧枠時代のカードが大量にモダン入りを果たしたことで旧枠モダンにとってはまさしく新たなホライゾンが見えた年だったと思います。

 

このフォーマット、非常にゲーム性がよく自信を持ってお勧めできる遊びだと思っているので、自分自身が大会で結果を残して情報発信をすることで少しでも人口拡大に寄与することができればと思います。

 

最後に、当日対戦していただいた皆様、主催の双木様。本当にありがとうございました!!!

 

 

*1:大会終わって帰宅するまで奥さんに黙っていた

*2:デッキが最低でも240枚以上はあるため、着席して開始した瞬間メイン投了する芸人にはなりたくなかった

*3:ほぼ効き目の薄いセラ矢とパイロを少し入れた

*4:こんがり焼けました

*5:こっちだけドロー+1枚分して(゚д゚)ウマー状態

*6:ライフは自分7、相手8、起動されたらもう無理ぽ

*7:ハリケーンを打てば恐らく引き分けになるものの、それでマッチ引き分けになった場合自分も相手もたぶんSEへの上がり目が無くなるので共倒れするぐらいなら大人しく負けて相手に託すつもりだった

*8:帰宅したあと結果と徴募兵の値段を報告したら奥さんにメンチ切られました

2001年の秋を感じました~限築杯(インベイジョンブロック構築)~

2001年9月、当時13歳だった俺は愛用していたカウンターモンガーを片手に目黒区某小山の某カードショップで大人たちを片っ端から倒してブイブイ言わせていた、そんな懐かしき青春時代を回想していこうと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな記憶は微塵もねえ!当時のお前は陰キャキュアロックバーン使い(遊戯王)だ!!!

 

 

と、いうわけで主にTwitter上で一大ムーヴメントを起こした。と言っても過言ではない催し、マジック・ザ・ギャザリングのオンライン非公認大会”限築杯”に参加してきました。

 

フォーマット:インベイジョンブロック構築(現代ルール適用)

 

 

2-5 参加してきました!!!

 

デッキのお話やプレイングなどはもう強い人たちがあらかた書きつくしているため触れないことにします。語れるほどの知識もないので…

 

ステロイド】を選んだ理由は7ラウンド+αという長丁場のイベントにおいて前向きなデッキを握ったほうが判断に迷うケースが少なくなり、思考が遅れることによる対戦相手に迷惑をかけることを危惧したためです。本当は【クローシスコントロール】を持ち込みたかったですね、字面がいい。

 

~なぜ参加を決意したのか~

 

参加を決意するしばらく前のこと

 

 

GP旧枠モダンも落ち着き、一息ついた状態でこのツイートを拝見、身体から謎の熱が噴き出しました(コロ〇ではない)。MTGはスカージから始めた身であり、当時貧乏高校生だった自分はスタン落ちして安く売られていたインベイジョン期のカードを色々集めていました(身内に競技勢がいなかったためテキトーに遊んでいたためです)お世話になったインベイジョンブロックのカードたちには特に思い入れが強かったですね。

 

そもそも2018年に旧枠モダンを始めるまでは競技的にMTGと向き合ったことがない人間でした。社会人になるまでロクに金もなければどちらかというと遊戯王OCGに傾倒していた期間が長かったためでもあります。

 

MTGデッキ100という書籍は持っていてよく読みましたが競技シーンというのはまるで御伽話の世界のようなものだったのです。

 

そんな折に上記のツイートを見て”よしやるか”と思いました。自分はカードゲームというホビーが好きであり、その中のゲームの歴史を学ぶことも好んでいました。(遊戯王にてそれが高じて懐古風オリジナルフォーマット大会の主催をやったりそれ仕様のデッキを50個ぐらい作ったりしたのですがそれはまた別のお話です)

 

当時の情勢など全く知らないためにゼロベースからの参戦となりますが、ともあれ参加を決意したのです。

 

~カードを集める、レシピを知る~

 

そんなわけでまず実家に行きカードを掘り起こしました。

 

 

 

その足であまり行きたくないオタクシティへ行きカードを集め

 

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今北産業ってもはや死語ですよね

 

 

そしてここで問題が発生

 

昔からカードを集めると集めることに意識が向きすぎるきらいがあるためドンドン集めるナウ状態となってしまいました…

 

 

 

 

*実働2日でいろんなカードショップで血眼になってカードを爆買いした行動成果です、奥さんから地獄のエールを頂きました!(´˙-˙ `)

 

カードもそこそこ集まったところでまず有名どころのレシピをコピーして

【ドロマーコントロール

クローシスコントロール

ステロイド

【ソリューション】

【カウンターモンガー】

【デイガコントロール

ドメイン(いくつかパーツが集まらず本番で使用不可が確定的だった)】

を作成(ドメイン以外プロキシなしで当時品を集めました 業者かよ

 

各デッキを回しながらデッキを噛みしめていきました、、この構築はなぜこうなっている?のトライ&エラーを繰り返して少しずつ覚えることをしていきました。地頭が悪い自分はこうでもしないと環境を全く理解できないと思ったからです(お金けっこうかかりました…でもカッコいいカードばかりだから実質タダ

 

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カッコいいし綺麗だから実質タダ、目に優しいから健康グッズと呼ぶまである。

そして俺の中に存在しないインベイジョンブロックの記憶を呼び起こして挑んだ本番ー(略)ボコボコにされ敗走

 

~参加した感想~

 

旧フォーマットで遊ぶことは、一見するとただの懐古遊びで無意味かもしれません。完成しきったゲームであり、新たな刺激というものが無い、そういう見解もあるかと思います。そこは覆しようのない事実です。

 

ですが当時やり残したことがある人が、燻っていた想いを再度点火させ、当時を知らない人は新鮮なゲーム体験ができ、新たな発見、驚きがある。これを無意味と言えるでしょうか?自分の答えはノーです。少なくとも自分にとって当時御伽話での出来事でしかなかった本格的な競技レベルのMTGを遊べる場を整えてもらった、30も半ばに差し掛かろうという年齢ですが当時やれなかったことをやれている、という新鮮な体験をできている。ということに対して最大限の感謝を示すことしかできません。

 

このような文面ではどこまで自分の想いが伝わるかも知り得ませぬが、96名もの人間が当時のカードを血眼(誇張しています)になって探し、過去のレシピを発掘し検証し、連日Discordの対戦卓が盛況であったという事実、この一か月あまりの期間は自分を含む参加者の皆様にとって非常に有意義な時間だったのではないでしょうか?

 

また、自分の勝手な見解ですが96名という人数は”あくまでも予定をつけられた人間”の数であって、”参加が叶うならば参加したかった”層までカウントすると潜在的な参加人数は200~300まで伸びても何らおかしいことではないと思いました。Twitterのタイムラインを見ていてもそれぐらいの熱量を感じましたし、カードショップでストレージを漁っていたら横にいたサラリーお兄さんが「予言の稲妻」と「堆積堤」を買っていたということもありました(野生のインベイジョナーに3回遭遇しました)

 

イベントそのものの感想を書きます。個人戦という形式はどうしても当日キャンセルに悩まされがちです(某TCGの話ですが参加者の1~3割ぐらいは平気でドタキャンをしてきます)ですが今大会においてはほとんどの方がキャンセルもなく、定時に集合し(自宅ですが)、運営のアナウンスを遵守し、タイムテーブルを大きく乱すことがなく進行ができている。大会運営として理想の形であり、それを陰で支えている主催及び協力者の方の努力の賜物であり、参加者の皆様が運営陣に信頼を置いているからこそできているものだと感じ取りました。

 

自分自身は強いプレイヤーでもなんでもなく、ただの一参加者というポジションを永年貫くタイプの人間ですが、次回大会が企画された折には喜んで参加させていただきたく思います。

 

最後になりますが、主催の添削様、ジャッジの皆様、対戦して頂いた皆様、楽しい大会をありがとうございました!

 

 

次はせめて勝ち越しまではいきたい(低めの目標)

 

 

旧枠モダンウィークエンド 参加レポート

1.今回使用したデッキ

 

モダンホライゾンⅡで再録を果たした往年の名カード「ミラーリの目覚め」を使いたくて【白青緑WAKE】を持ち込みました。高校1年生でMTGを始めたばかりの頃、新宿のイエロー潜水艦で購入した同アーキタイプの金枠デッキが非常に強力であり、当時から憧れがあったことも大きな要因であります。今回再録されたことあり、旧枠モダン(以下旧モ)バージョンのWAKEを使ってみたかったのです。

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当時のフィニッシャーであった「正義の命令」こそ旧モのカードプールにはありませんが、それより遥か昔から存在していた「聖なるメサ」という強力な白のフィニッシャーが旧モで活躍しており、wakeのマナ増強能力・クリーチャー全体強化能力がメサの性質と非常に合致していたため、この2枚を軸に構築を進めることにしました。

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再録キボンヌ

2.デッキリスト赤字はモダンホライゾンⅡ新規カード

 

土地(26)

エルフェイムの宮殿 2

吹きさらしの荒野 1

沿岸の塔 3

溢れかえる岸辺 2

ヤヴィマヤの沿岸 2

反射池 4

樹上の村 3

フェアリーの集会場 2

平地 3

島 3

森 1

 

クリーチャー(3)

根の壁 3

 

呪文(31)

今わの際 2

浄化の印章 2

聖なるメサ 2

神の怒り 3

巧みな軍略 2

対抗呪文 4

マナ漏出 3

嘘か真か 4

時間の伸長 1

ガイアの祝福 2

地の封印 1

真の木立ち 2

ミラーリの目覚め 3

 

サイド(15)

太陽の網 1

花の壁 2

聖なる場 3

今わの際 1

天啓の光 1

沈黙のオーラ 1

崇拝 1

象牙の仮面 1

神の怒り 1

冬眠 2

地の封印 1

 

戦績

Day1

ネクラ(白黒緑)ランデス〇×〇 

青黒ゾンビ激動〇〇 

カーミックボンバー×× 

茶単トロン×× 

Day2

4Cバベル〇×× 

シータ(青赤緑)コントロール××

青黒ゾンビ激動×〇×

青緑ストーム(bye扱い)×〇〇

 

尻すぼみどころか2日目はいいとこなしでした…反省

 

3.各カードの採用理由

 

「エルフェイムの宮殿」「沿岸の塔」「ヤヴィマヤの沿岸」

3色である以上多色地形は必須であり、さらに多色カードを複数抱えているためフェッチランドを多くすると使用する判断が難しくなると思い、タップインデュアル中心で考えました。ペインランドのほうがテンポでは上回りますが、WAKE下でも色マナを出すと毎回ライフを失うこと、唯でさえ鈍足のデッキなのでアグロに轢かれると思い諦めました(青緑は他に何もないので泣く泣く採用)

 

「反射池」

旧モ多色デッキ(特に3色以上)においてはほぼ必須に近いカードだと思います、タップインデュアルやペインの足らないところを補完してくれます。4枚採用はリスクもありますがそれを上回って強力な一枚です。

 

「溢れかえる岸辺」「吹きさらしの荒野」

特殊地形を増やしているため基本土地のスペースが取れず、必然的にフェッチの枚数も絞られました。序盤は青で動いて終盤はメサのために白が必要になります。

 

「樹上の村」「フェアリーの集会場」

WAKE下でそれぞれ4/4 3/2と一回り大きくなり、村に至っては「稲妻」で死ななくなるためメサを引けてない状況でもフィニッシャーになり得ます。WAKE前提の話になりますが土地1つ寝かすだけで起動できるようになり、「神の怒り」を投げてすぐさまアタックに向かえるのはメサにはないメリットです。

 

「根の壁」

デッキ構築がノンクリーチャーから始まり、生物止まらな過ぎて花の壁になり、タップインランドの多さによる深刻なテンポロスを解消すべく、最終的に根の壁に落ち着きました。スムーズに行ければ4ターン目のWAKE着地や、「嘘か真か」が1ターン早くなったり、WAKE下でメサを出すときにマナを無駄にしないで済むなど細かいところで活躍してくれます。

 

「今わの際」

「陰謀団の先手ブレイズ」「リバー・ボア」「サルタリーの僧侶」「惑乱の死霊」など旧モには面倒なパワー2以下のクリーチャーがわんさか存在しています。特にブレイズは早期に処理できなければ敗北濃厚なのでターンを跨がずに除去したいところです。また自分のペガサストークンや根壁に打つことで火力による頓死を防ぐこともできます。

カーミックボンバーに対してもサクリ台がない状況ならば「霊体の先達」もといその釣り先を追放できます(だいたいあるので期待薄)

 

「浄化の印章」

最新カードである「真の木立ち」からサーチが効く置物除去であり、メインサイドともに「ネビニラルの円盤」は起動させてはいけないため採用しました。Day1では1枚のみでしたがメタがビートダウンよりもコンボ・コントロールに傾倒していると判断しDay2で1枚追加しました。

 

「聖なるメサ」

うまだっち!

WAKE下で2/2になるため「ウルザの鎧」や「隆盛なるエヴィンカー」で無力化されなくなります。

 

「神の怒り」

旧モ最強クラスのクリーチャー除去カードですが、2日間通してロクな打ち方をせずただただ重たいソーサリー除去と化しておりデッキ内で最も不要なカードまであると感じました。

〇カーミックボンバー戦でリクルーターやウッドエルフによるダメージを減らすために打つものの「ゴブリンの砲撃」があるため全部射出され4点ダメージを喰らう

〇茶単戦でトロンにものを言わせて出てきた「押し出し成形機械」+「トリスケリオン」から生き長らえるために打つものの押し出しに全てのアーティファクトを食べられ

トリスケリオンにオールインされ7点ダメージを喰らう

〇そもそも青黒激動に対してほぼ打つ機会がない(1回だけゾンビを飛ばすために打った、なおそのゾンビはスクイー絡みで出ている)

〇青緑ストーム戦で3体のビーストトークンに殴られて残りライフ8、ラスゴあるしワンチャン返せると思いきや「時間のねじれ」で死ぬ

悲惨オブ悲惨って感じでした。

 

余談ですが今回入賞した【エルフ】には激烈強かったです(当たり前だ)

 

「巧みな軍略」

原典のWAKEデッキは「強制」を使ってパーツを探したりFBつきカードを貯めていましたがもちろん旧モにはありません。「嘘か真か」だけでは足りずに軍略も採用することにしました。序盤は足らない色マナを探し、後半はカウンターやコンボパーツ、ミシュラランドを探しにいきます。

 

「対抗呪文」

ダブルシンボルはこのデッキにおいて決して取り回しがいいわけではありませんが、2マナの確定カウンターは何物にも代えがたいため採用、土地6枚の状況でWAKEを置きつつ青マナ土地から青青が捻出できるため1妨害を構えながらターンを渡すことができます。

 

「マナ漏出」

終盤は打ちづらくなりますが序中盤においてはほぼ確実なカウンターとして運用できます。3色であるため相手の高速展開には対抗呪文が打てない状況であることが多いためリークとの両輪でカウンターしていきます

Day1では2枚でしたがビートダウンが少ないと判断し1枚増加(際と神の怒りが浄化と漏出に変わりました)

 

「噓か真か」

強い

 

「時間の伸長」

2ターンを追加するという意味不明なテキストと意味不明なコストの呪文ですが、WAKEを置くことにより土地5枚で打てるため確実に発動まで漕ぎつけられます。メサや村がある状況で発動するだけで基本勝つことができます。

 

1200円もしましたがそれなりの働きをする一枚。

 

「ガイアの祝福」

カーミックボンバーの「狂気の祭壇」ループに屈しないためのカードであり、メインから取れる間接的な墓地対策、木立ちと併せてエンチャントの再利用など細かいところで仕事をする一枚です。嘘か真か、巧みな軍略で落としてライブラリー修復も可能です。

 

「地の封印」

木立ち経由でサーチできる墓地対策。ガイアの祝福とアンチシナジーとなってしまうところがネックですが、「霊体の先達」や「起源」をメインから見ることができ、ドローも付いているため腐らないことが強みです。

 

喜び勇んでカーミックボンバーに投げたら返しのターンで「雲を追うエイヴン」にたたき割られました。敗北から学んでいこう

 

「真の木立ち」

エンチャントを守りエンチャントをサーチするカード、主軸がエンチャントであるこのデッキにピッタリなカードです。起動してキーカードを探しに行くかそのまま置いておいて素引きしたエンチャントを守らせるかの判断が難しく、試合中に悩んだケースが多発しました。要練習ですね。

サイド後に入れた各種対策エンチャントをサーチする役目も担います。

 

「ミラーリの目覚め」

デッキ名を冠するカードであり、マナ倍加と全体強化ができますが、5マナの多色カードと重く、複数引き込んでもオーバーキル気味と弱いところも目立つカードです。WAKEはあくまで補助輪であり、無くてもメサだけ勝てるためこれの着地に拘ると勝機を見誤ります。(実体験)

 

「太陽の網」

調整段階でビートダウンの「怨恨」絡みの展開が非常に重く、「象トークン」or「樹上の村」+「怨恨」の5/3トランプルが止まらなかったため採用。穴であるパワー2以下のクリーチャーは際がカバーしてくれるため好相性です。5/6飛行は流石レアの貫禄ですね。

 

プレイすると高確率でテキストを聞かれる一枚。20円で購入。

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生息地:ストレージ

「花の壁」

ウィニー展開が根の壁だけでは受けきれないため採用、ドローもついていて腐りません。後述の「冬眠」と併せるとテンポとカードで両方のアドバンテージになります。

 

「聖なる場」

「陰謀団の先手ブレイズ」「なだれ乗り」を許さない市民団体を立ち上げましょう。

 

「天啓の光」

色が合致しているので普通に強いです。思ったより置物が多い環境のためメインでもいいと思います。

 

「沈黙のオーラ」

追加の浄化の印章といった立ち位置です、メインで3マナが厳しかったためこちらはサイドで、もっと増量していいと思いました。

 

象牙の仮面」

重いですが各種ハンデスやカーミックボンバーのワンキルを防ぐことができます。このデッキの場合は木立ちでサーチできるので躊躇わずに採用できました。

 

「崇拝」

古典的な手ですが崇拝+メサや対応ミシュラランド起動で頓死率がグッと低くなります。この手のデッキにはクリーチャー除去を減らすだろうと思い採用。木立ちと併せるとクリーチャーデッキでは突破する手段がほぼ無くなります。

 

「冬眠」

WAKEと相性最悪ですが、それでも上記の村象怨恨に屈してしまうゲームが多かったため採用、花の壁や追加の地の封印と併せることで気持ちドロー加速をすることにも繋がります。

 

余談ですが今回入賞した【エルフ】には(ry

 

4.おわりに

 

2日間通して戦績が振るわず、常に勝率の低いプレイヤーではありますが、今回自分への反省とこれからミラーリの目覚めでデッキを組もうとしている旧モプレイヤーの方々への参考資料として今回文章として残すことにしました。

 

旧モというフォーマット、”出会い”の遊びだと思っています。かつてのスタンダードで共存していなかったカードが出会ってデッキとして成立し、プールに存在していながら中々実力を発揮できなかったカードがモダンリーガル再録の新カードと手を結び花開き、会場に10人いれば10人とも違うデッキやカードを使用し、遊ぶたびに新たな発見や気づきが生まれました。

 

30代も半ばに差し掛かろうという身ですが、ここまで熱量をもって取り組むことができるのは幸せなことだと感じています。新たなことを始め、新たな人間と出会い。生活リズムそのものが変わることで心身の健康にも繋がります。

 

”旧枠モダンは健康にいい”満更ではありません。現に私は本当に健康状態がよくなりました(初めて1年半ほどでオールAまで回復)

 

ここまで楽しい遊びを産み出し、育んでくださった主催様。情報発信を積極的に行って頂いているプレイヤーの皆様に感謝の気持ちを述べて締めくくりとさせて頂きます。

 

旧枠モダンウィークエンド、お疲れ様でした。とても楽しく、興奮した2日間でした!

 

 

 

次はもっと勝てるように…!

 

閉幕!かもめ亭バトルファクトリー4D

去る4月17日、”かもめ亭バトルファクトリー4D”というイベントを行いました。

 

前回大会の概要はこちらにて

https://kaixa913yarigai.hatenablog.com/entry/2020/12/02/222238

 

前回大会の反省を活かしてデッキを大幅にアップデート、一部強すぎたデッキを殿堂入りという形で卒業させて、新しいデッキまで導入して臨んだ今大会でありました。

 

会場のラボーグ様にもご協力を頂き、増枠して12チーム36名。ついに2リーグ制の始まりです。

 

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南海なんば駅の目の前にあった球場です、日本橋からも近い

目指すところは「楽しくカジュアルだけど真剣に戦う場を作る」ことでした。レンタルデッキ制という気軽さ・チーム戦で仲間と参加する楽しさ・予選総当たり5戦という対戦のボリューム感の3点で参加者の満足度を上げていこう。という方針によってかもめ亭バトルファクトリーは成り立っています。

 

予選総当たりは賛否あるかと思います。しかしながら分母の少ない大会でのスイスドロー制は満足なラウンド数を確保できず、折角特殊なイベントに参加して頂いたのだからなるべく多くの対戦をしてほしいという想いの下で継続して運用しています。(これは本家かもめ亭でも同じ考えです)

私自身、予選4戦というのは少ないなと常々感じておりました(決勝卓までまともに進めない弱いプレイヤーだからいけない)

 

◆大会結果

 

◆各チームの所持デッキ

 

セ・リーグ

・にゅうにゅう

ニューニスト【ナチュル】

ひろしいで【ダークモンスター】

ティウス【ワーム】

・W  nebula

れいと【エレキ】

しょっかー【電池メン】

さいか【ラヴァル】

保土ヶ谷高校

はなう【光アンデ】

たかし【エーリアン】

さばだば【旋風BF】

・虚無の会

OWNGOAL【X-セイバー】

夢見【サイバー・ダーク】

プロフェッサーV【墓地BF】

・宮原系男子

まるお【天変ディーヴァ】

しのだ【氷結界】

フラウ【スクラップ】

・強謙イベント正規軍

もあい【サイバー・ドラゴン

ベルク【代行天使】

太郎【霞の谷】

 

パ・リーグ

・罪深き終末論

みどり【サイキック】

スズカ【アライブ剣闘獣】

蓮【ライトロード】

・どうも助かりますよ

かもかも【ジュラック】

やまなし【AOJ】

砂糖と塩【スキドレTG】

・稲川さんの恋と怪談

イトマキ【魔轟神】

たっく【ジェムナイト】

よしえ【インフェルニティ】

・かぜちゅ!

リュグロー【リチュア】

風神【墓守】

ととり【ディフォーマー】

・2000万パワーズ

るーちゃ【ガスタ】

マルチ【カエル帝】

ジョニー【ヴァイロン】

・じじいウォーズ

わいとめあ【ハーピィ】

寝太郎【ゲートHERO】

神速【クイックジャンド】

 

今回は少し突っ込んだ内容も偉そうに書いていきます。

 

  1. 通常とは違った意味の“チーム戦”

 

カードゲームのチーム戦とは、ほとんどのケースにおいて”個人戦の集合体”にすぎません。チーム単位で対戦を行い、勝利数の多いほうが勝利する。という形式です。

 言うなれば、作戦やチームワークなど特に必要もなく、大会が始まってしまえば個人の腕前によるウエイトが大半を占めます。

*上記を批判するわけではありません。事前に構築相談や調整をチーム単位で行うことは非常に重要です。

 

バトルファクトリーではまず”ドラフト”という従来の大会にはないイベントが発生します。運営から提示された3グループごとの12デッキ、合計36の山から各ランクごとにデッキを選択し、指名する。さながらプロ野球のドラフトが行われます。

ここで重要なポイントは

  • 指名が被ったらくじ引きをして獲得の成否を決める

⇒外したならば他チームの指名を見届けた後に改め外れ〇位として指名を行う

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デッキドラフト、Aから取るか?Cから取るか?



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指名が被ると運命のくじ引きタイムが…

 

  • 誰が・どれを使うか、決める

⇒上記の通りくじ引きや運に左右されてしまうため、望み通りのデッキが手元に来ない可能性もあります。こうした時にチームの誰がどんなデッキが得意でこれなら乗りこなせる。みたいな共通認識を持っておくことで、想定外の事態からもアドリブを利かせることができます。

 

  • 他チームの動きを見て、“流れ”を読む

⇒ランクの指名順は決まっていないため、1巡目にAランクを取るもよし、Cランクから取ってもよし、そのため他チームの動き次第で決めていたルートが塞がってしまうこともあるでしょう、そのため決めていた順番を歪めて別のルートを取る作戦を取ったチームもありました。(現実のプロ野球にも“報復指名”という概念があったりします)

 

  1. ランクに惑わされない~Cランクを舐めてかからない~

 

 36個もデッキがあるメタゲームであり、それぞれのデッキにおけるパワーレベルの差は間違いなく存在しています。しかしA=強い、C=弱い。といった決めつけは些か早計だと思います。

 確かにAランクのデッキは当時のトーナメント環境に存在したデッキが多く、戦略も洗練されており、それぞれが強力な強みを持っています。

 一方でB~Cランクのデッキは当時の基準ならお世辞にも強いと言えないようなものまで存在しています。ですが、10年の歳月を経てカードが進化していくように、プレイヤーの構築理論やプレイングも進化をしていきました。これらのデッキには当時からあった戦略に加えて、最新の遊戯王で培われた見識や構築術のエッセンスが交わることでそれぞれが強烈な個性を発揮するまでになりました。

 

 例えば【ヴァイロン】や【ディフォーマー】は装備カード1枚から爆発的な火力を発揮し、【天変ディーヴァ】は独特のアドバンテージギミックを内包し、【ガスタ】【サイキック】はリクルーターによる戦線維持に長け、【ナチュル】は魔法罠を完封しうる「バンブーシュート」というクローザーを擁しています。

 

上記のデッキがAランクのデッキと真っ向勝負をして高いアベレージを残せるとは言い難いです。が、“丸さ”がない代わりに強烈な“尖り”を持っていることがこれらのデッキの魅力でもあります。実際決勝戦まで勝ち残った【ナチュル】【サイキック】はともに6-1というスコアを叩き出し、両者ともチームをけん引する獅子奮迅の活躍を見せつけました。

 

便宜上、ランクを振り分けてはいますがそれに惑わされずに各デッキの特徴を吟味し、チームで相談して指名することがかもめ亭バトルファクトリーの面白さであると思っております。

 

  1. 最後に

 

かもめ亭というイベント、初めて開催してから本当に10年が経過してしまいました。今まで私が行ってきたイベントは個人戦21回・チーム戦11回・ドラフト大会3回・バトルファクトリー4回と合計39回になりますが、その中で起きた様々なことがまだ昨日のことのように思い出せます。

今回協力してくれたスタッフ達も、もともとは参加者であり、そこから繋がりが生まれて力を貸して下さりました。

 

私も年を取り、所帯を持ち、昔ほどフットワークが軽くはありませんが、まだ完全に燃焼しきっている感覚が来るまでは細々とこうしてイベント運営に携わることができたらと思っております。

 

かもめ亭のモットーは”明るく・楽しく・真剣に”遊戯王OCGを遊ぶことです。これだけは10年間ずっと遵守してきたつもりであります。

 

また、私が参加者の皆様と繋がりを持つことができたように、参加者同士でも繋がりを持って頂けるとイベントを開く身としても嬉しい限りでございます。

 

以下大会風景です

 

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破邪の大剣-バオウがスノーマンイーターを木っ端微塵に!

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打率は低くともパワーヒッター、ディフォーマーが豪快なアーチを架ける!

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最近新カードが加わったエーリアンも堂々参戦、ゴルガー2600が強いぞ!

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エレキ対ナチュル、技巧派対技巧派はナチュルフライトフライが大活躍し自然の力を見せつけた

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結束の力、打撃開眼したジュラックの猛打が止まらない!!

 



 

では次回まで、今回参加してくださった皆様。まことにありがとうございました!

 

運営陣一同

 

 

やりがいを持って!がんばります!!!

 

 

では!