かもめ亭(離れ)

大地から、大気から、やりがいを摂取しよう!

【リアルアラサー杯】地元の公認大会行ったら賢者デッキ握ってる香具師いたんだがwwwwww【0503遊戯王】

 

俺のことです、すみません認定に帰ります!

 

 

先日行われた「リアルアラサー杯」に参加してきたレポートです。

 

1 2005年3月制限環境の時代

 

0503環境。「第六感」「魔導サイエンティスト」「処刑人-マキュラ」「蝶の短剣-エルマ」等が禁止「いたずら好きな双子悪魔」「天使の施し」など復帰、第3期ごろから引きずってきた理不尽なカード群が年々駆逐されだし。徐々にフェアな環境が形成されつつあった年代でした*1

 

トーナメントレベルのデッキとしては

【変異カオス】⇒【カオス】系列デッキの最終形態*2

【ガジェット】系列⇒【代償ガジェット】【除去ガジェット】【フラ*3ガジェ】など

【ロックバーン】⇒「サイクロン」がまだ制限であるためロックパーツの枚数で単純に動きを止めやすい。「停戦協定」「自業自得」「破壊輪*4」など1枚でのバーンダメージがでかいため、「サイバーポッド」「メタモルポット」で獲得したカードを叩きつけるだけでかなりのライフを取れる。

 

後はわかりません!(今も昔もトーナメント事情に明るくないプレイヤーであるが故に、そして俺は物覚えが悪い)

 

2 当時の自分は何をしていたか

 

受験勉強の合間にKanonをプレイしまこぴー√でボロ泣き*5していた

 

受験勉強の合間にPiaキャロットへようこそ3をプレイしクソみたいなパラメータ管理にイライラしながら全√*6を攻略した

 

環境デッキで戦うことが好きでなかったため*7主に【真紅眼の黒竜】【ブラック・マジシャン】【アトランティス】【アームド・ドラゴン】を使っていました。上述した理不尽すぎるカードがだいたい駆逐されていたため弱いながらもそれなりに楽しくゲームができる環境だったと記憶しています(身内も似たようなデッキを使っており【ガジェット】はいなかった。【ロックバーン】も面白くないからとみんな自粛していた。)

 

3 デッキ選択

 

5月に開催されたリアルアラサー杯では、運営からの貸出デッキ【変異ターボ】を使用しました。当時使ったことない環境デッキ、その完成された強さに度肝を抜かれたものです。

 

今回参加するにあたって、過去の大会の入賞レシピを参考に環境トップクラスのデッキを用意することは可能でしたが、”せっかくだから当時好きだったカードでどこまでやれるか実践してみよう”というファンデッカス気質が勝ってしまい。【変異カオス】【ガジェット*8】は早々に候補から消えました。

 

前回の大会を振り返ってみると、”バーン”戦略は環境的に良い立ち位置であると思いました。全体的にスローな環境であるためパーツも集めやすく、また半端なビートダウン戦略は3枚使用できる「スケープ・ゴート」に阻まれてしまいます。このため「大嵐」「ハリケーン」があるからと言って速やかにライフを刈り取れるとは決して言いきれません。

 

以上を踏まえて【真紅眼】デッキを使うことにしました。理由としては

〇点数の高いバーンカード「黒炎弾」

〇「仮面竜」「キラートマト」による「黒竜の雛」へのアクセス

⇒上記による「神竜 ラグナロク」「ロード・オブ・ドラゴン」のリクルート

〇これらすべてを繋ぐ「融合呪印生物-闇」

〇「竜魔人 キングドラグーン」による相手からのみの対象無効*9により「サウザンド・アイズ・サクリファイス」「破壊輪」「月読命」「炸裂装甲」耐性

〇奇襲性の高い「龍の鏡」

〇「サンダー・ドラゴン」を採用することで【カオス】戦略も取り込める

 

まだまだありますが大きいところとしてはこれらになります。

 

4 デッキレシピ

 

 

汚なすぎるリスト

 

5 各カードの採用理由

 

・「真紅眼の黒竜

 

今回使ったのは初期ウルトラ・DL2ウルトラ・LOBウルトラ(初期絵・旧アジア)

 

1999年5月、volume3の発売日に買ったパックから出てきた1枚。24年が経過した今でも大切に愛用しています(だいたい天使の施しで捨てています)

 

幸い「奈落の落とし穴」はあまり飛んでこない環境であるため場に出すこと自体はそれほど難しくありません(殴ってマウントを取れるとも言いません)

 

・「真紅眼の闇竜」

 

攻撃名は「ダークネス・ギガ・フレイム」です

 

ドラグーンから黒竜、黒炎弾を放ち闇竜に進化すればデメリットを解消できますがこの環境で打点だけしかないやつに用はないんですわ、写真移りのために渋々投入。

 

・「黒竜の雛」

 

2種のリクル対応、変異からサウサク、死デッキ対応とこれだけ書くと悪くなさそうに見えますが別によくもありません。

 

「バーストブレス」で相手のスケゴだけ消しながらこちらの「仮面竜」で殴る動きは当時割とやってました

 

・「神竜 ラグナロク

 

グリーンガジェットより強いです。開闢の光カウントにしてしまうと鏡でドラグーンが出なくなることがあるのがネック、でもこいつを2枚入れたくはありませんでした。

 

・「ロード・オブ・ドラゴンードラゴンの支配者」

 

「このカードをデッキに入れている人を24年ぶりに見た」とのお言葉を頂きました*10

 

対象効果を弾けるから一見強そうに見えますよね?「黒炎弾」は真紅眼を”対象に取って発動する”カードです。つまり炎が滞留します、どうなっとんねん。

 

1200/1100なので月読命を耐えます。素晴らしい。

 

・「キラー・トマト」

 

この環境のリクルは対面次第で仕事をしないことが多く、前述のロックカードも頻繁に飛んでくる環境であるためあまり信頼できません。余ってたBE01スーパーを使いました*11。素材にこだわっていきましょう。

 

・「仮面竜」

 

トマトと違いレベル3であるためロックカードをすり抜けられます。【カオス】がサイドからバーン戦略にシフトした場合モンスターが削られて壁がないことがあるため積極的に殴っていきます。

 

・「クリッター」

 

「キラー・スネーク」を採用していないためだいたい呪印か「憑依するブラッド・ソウル」をサーチします。呪印と併せることで能動的にクリッターを発動しながら「クリッチー」が出せます

 

・「同族感染ウイルス」

 

使われたら即死する、やめて

 

この時代は召喚時の優先権で起動効果が使えるため説明不要のパワーカードです。

 

・「サンダー・ドラゴン」

 

後述する魔法カードによる手札の消耗が激しいため投入、これにより開闢が取れるのは大きなメリットであるため二重丸です。

 

ただ手札を水増しするだけではありません。”正規融合”もします*12

 

・「カオス・ソルジャー―開闢の使者」

 

問答無用の最強カード、大嵐やハリケーンからはだいたいこいつから変異ツインされて負ける

 

・「メタモルポット

 

手札消費が激しく、またコンボ以外では何もしないカードを複数採用しているため採用。考えなしにセットすると負けかねないものの、そもそも上振れしないと勝てないんですわ

 

・「サイバーポッド」

 

前を弾くカードというよりは融合素材を盤面に展開しつつその他パーツをかき集めるためのカード。アドバンテージという概念を鼻で笑う一枚。

 

・「魂を削る死霊」

 

当初は不採用でしたがトマトからのリクル先を考えて1枚のみ採用、呪印と併せれば「ナイトメアを駆る*13死霊」になりスケゴの上からハンデスを叩き込めるかも?

 

・「憑依するブラッド・ソウル」

 

書いてあることは結構豪快であり、要するにスケゴの羊を全部獲れます。トマト対応かつロックを抜けられるレベル3の1200打点闇属性。呪印と併せてダーク・バルター*14

 

変異カオス戦のサイド後に相手の「ステルスバード」を奪って勝利に貢献*15

 

・「融合呪印生物-闇」

 

プレイするとテキストを高確率で聞かれてしまうカード*16

 

今回の構築では

・真紅眼⇒「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」

ラグナロクorロード・オブ・ドラゴン⇒「竜魔人 キングドラグーン」

・クリッター⇒「クリッチー」

・憑依するブラッド・ソウル⇒「魔人ダーク・バルター」

・魂を削る死霊⇒「ナイトメアを駆る死霊」

 

に派生できます。トマト対応かつロックをすり抜けられておまけに死デッキも打ててしまう、呪印生物の中でもとくに便利な1枚です。*17

 

・「強欲な壺」「天使の施し」「いたずら好きな双子悪魔」「大嵐」「突然変異」「早すぎた埋葬」

 

説明不要!

 

・「黒炎弾」

 

真紅眼の項で触れたため割愛。これを連続魔法でコピーして飯を食う人生を送りたかったです。

 

大会中に黒炎弾⇒連続魔法と発動でき、そのまま4800削って勝てる場面がありましたが破壊輪(げんじつ)に真紅眼ごと木っ端微塵にされました。尚その真紅眼は”生け贄召喚”している。

 

・「融合」

 

真紅眼が手札で暇していることが多々あるため伏せが無ければ「メテオ・ブラック・ドラゴン」を狙っていきます。また「龍の鏡」を連打すれば融合ドラゴン大量展開も夢ではありません!

 

大会中相手の「王虎ワンフー」が強すぎて決意の「双頭の電龍」融合召喚をして殴りかかるも炸裂装甲(げんじつ)に逆に痺れさせられました。遊戯王というコンテンツの遠い未来に痺れる痺れると連呼するキャラクターが登場するかもしれませんね

 

・「連続魔法」

 

【レンハン】というワードが遊戯王wikiにあります。*18

 

双子悪魔・壺・黒炎弾あたりをコピーできればウマぶれます(勝てるとは言いません)

 

また【変異ターボ】は高速でデッキから引きまくるため「手札抹殺」をコピーすればワンチャンデッキアウトを狙えるかもしれません。

 

・「サイクロン」

 

なんとなく手なりで入れてしまった枠、たぶん弱いのでサイドにします。

 

・「手札抹殺」

 

メタモルポットとほぼ同じ理由です。本当に何もできない手札であることもしばしばあるためやむなく投入しました。

 

・「黙する死者」

 

そのまま黙してもろて

 

「思い出のブランコ」「戦線復活の代償」「正統なる血統」これらは全て未来のカードであるため蘇生札がこれか「蘇りし魂」*19しかなく、速効性と魔法罠ゾーンを圧迫しないことから黙する死者にしました。どうせ黒炎弾を打ったターンは殴れませんし、呪印と絡めて融合モンスターにすることを踏まえるとこちらのほうが幾分かマシかな…と

 

・「リビングデッドの呼び声」「破壊輪」「激流葬」「死のデッキ破壊ウイルス」

 

語ることもないでしょう

 

・「バーストブレス」

 

昔から好きなカードの一枚です。フリーチェーンの除去であること、仮面竜を投げるだけで月読命+サウサクの盤面を突破できること、スケゴを一掃できることから採用しています。ただし開闢は基本落とせないのが無念ですね。

 

6 その他

 

 

7  クイズ大会

 

●前回ひょんなことから優勝してしまったため本当にプレッシャーがかかっていた。まるで仕事が全くできねえくせに社内ボウリング大会でイキリ散らす窓際おっさん社員である*20

 

遊戯王wikiの古い時代のページをさらさらと見返すも記憶の欠落が酷く本当に自信がなかった。*21

 

●前日、「とりあえず優勝したらコロンビアのポーズ決めるわ」と嫁に宣言しポーズの練習をしていたら*22苦虫を嚙み潰したような顔をされる。

 

当日

 

めっちゃテンパりながら迎えた後

 

 

 

なんとかV2、日本代表になれるよう頑張ります。

 

8 終わりに

 

5000字ぐらい書いた割に中身も何もない文字の羅列になってしまいましたが、一日通して古い時代の遊戯王を楽しめるイベントでございました。このブログを読んで僅かでも興味を持った方、次回参加して一緒に楽しみましょう!

 

最後に、素晴らしい一日を提供して頂いた運営のお二方。本当にありがとうございました!

 

 

*1:当時はファンデッカスだったため体感です、エルマループは組んだことあるけど何も面白くなかったので速攻解体しました

*2:この次に開闢が禁止され【サイカリバー】系列にシフトチェンジしていく

*3:デビル・フランケン搭載型

*4:エラッタ

*5:全√で泣いた

*6:制服が3種類あったが差分CGの回収は流石に断念した

*7:所謂”ファンデッカス

*8:1103やってたとき代償に痛い目見たからここでもなるべく使いたくはなかった

*9:確か史上初

*10:EX版のシク、トレトクで110円です

*11:栽培方法が良いやつですね、リコピンは大事

*12:封印されし記憶かよ

*13:”狩る”ではありません、そのうちクイズに出そうですね

*14:この組み合わせでは正規融合は不可能なので注意、まあしませんが…

*15:カーナベルで45円でした

*16:そらそうよ

*17:風と水と炎はまだ出ないんですか?

*18:よく俺が若者にマウントを取るときに使う

*19:20年ぶりに買った、字レア150円もした

*20:上手だから困る

*21:周囲からは”こんなことでプレッシャー感じるのはアンタだけだよと辛らつなコメントを多々貰った”

*22:腕の角度が難しい