かもめ亭式遊戯王ゲートボール(2011.03制限)エラッタ・裁定変更まとめ
かもめ亭で行われている虚無の遊び昔のカードを現代のルールで遊ぶ遊戯王(ゲートボール)について自分用メモも兼ねてまとめを作ります。
巷で流行しているとの噂もあり、大会を運営している身として嬉しい限りです。願わくば本記事によって皆様の快適な老人ホーム生活ゲートボールライフをより楽しいものにしていただければ幸いでございます。
【重要】【基本ルールの変更、それに伴うカード効果の処理について】(遊戯王wikiより一部抜粋)
「マスタールール3」(2014.3)
・先攻ドローの廃止
・フィールド魔法はお互い発動できる(共存する)
→フィールド貼り換えの際の処理が破壊から墓地送りに変更
・ダメージステップの変更(5段階に分かれた)
1.ダメージステップ開始時
2.ダメージ計算前
3.ダメージ計算時
4.ダメージ計算後
5.ダメージステップ終了時
・「エンドフェイズまで適用される効果(エフェクト・ヴェーラー等)」は「ターン終了時まで適用」に変更
・「戦闘でモンスターを破壊した時発動する効果(ジュラック・グアイバ、ハイドロゲドン等)」は相打ちした場合発動しなくなった
・「メインフェイズ以外で発動できる起動効果(黄泉ガエル等)」は誘発効果に分類変更され、これにより発動無効にされた場合続けて発動することが不可能になった
例:光と闇の竜に黄泉ガエルの効果を連打することは不可能(1度のみ発動できる)
【マスタールール(11期)】(2020.4)
・テキストに記載された場合を除き、デッキ及びエクストラデッキに裏側表示で戻ったモンスターの効果は(例え強制効果であっても)発動しない。
・モンスターの召喚・特殊召喚が効果の発動条件に影響する「発動するターン」というテキストを持つカードは、その召喚・特殊召喚が無効化された場合はその制約を受けない。(強欲で謙虚な壺など)
・同名カードを含めて1ターンに1度しか特殊召喚できないテキストを持つモンスターは、最初の特殊召喚が無効になった場合は2体目を同一ターンに特殊召喚できる。
・発動後にモンスターゾーンに特殊召喚される罠モンスター(永続罠)は、特殊召喚後に魔法&罠ゾーンを圧迫しない。
・効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果は(例え強制効果であっても)発動しない。
→あくまでも効果の発動前に存在しなくなった場合であり、効果の発動にチェーンする形でその場所からどけた場合は今まで通りである。
例:《クリッター》をコストに《神秘の中華鍋》を発動し、それにチェーンした《D.D.クロウ》で《クリッター》を墓地から除外した場合、《クリッター》の効果は発動しない。
チェーン処理を終え《クリッター》の発動するタイミングの時点で、《クリッター》が墓地に存在しないためである。
・シンクロ素材やリリースにより墓地へ送られた場合、その召喚・特殊召喚に反応するチェーンにて《クリッター》が即座に発動するため、原則的に《D.D.クロウ》で発動を妨害される事はない。
ただし、《エヴォルカイザー・ラギア》等のスペルスピード2で召喚・特殊召喚を無効にする効果が発生した場合のみ、それにチェーンして《D.D.クロウ》による妨害のタイミングが発生する。
・《ドリルロイド》や《ライトロード・モンク エイリン》などがリバースモンスターに攻撃して、そのモンスターが効果でダメージ計算前に除去された場合、リバースした時に発動する誘発効果は発動できない。
・リバースモンスターがチェーン2以降でリバースされ、同一チェーン上で裏側守備表示になる、またはフィールドから離れる場合も、同様に効果の発動は不可能。
上記がルール変更で特に重要と思われる要項のまとめになります。特にマスタールール(11期)で結構な量のカードが影響を受けていると思われます。デッキを組む際や遊ぶ際はお気をつけください。
【テキストの変更がありカード性能そのものが変わってしまったカード】
*()内は変更された時期
「カタパルト・タートル」(2014.3)
「クリッター」(2016.4)
「未来融合-フューチャー・フュージョン」(2016.12)
「氷結界の龍 ブリューナク」(2017.2)
「ライトロード・ハンター ライコウ」(2017.3)
「レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴン」(2020.4)
「氷結界の虎王 ドゥローレン」(2020.11)
「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」(2023.2)
*書くと長くなるので割愛、それぞれのデータベースを参照してください()
*どのカードも性能が大幅に変わってしまい、プレイングにも多大な影響を及ぼすためプレイ用には最新テキストを使用することをお勧めします。
【当時と裁定が違うカード】
「駿足のギラザウルス」
「ドル・ドラ」
「森の番人グリーン・バブーン」
「トゥーン・デーモン」
「ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン」
「トゥーン・マーメイド」
「トゥーン・ドラゴン・エッガー」
「トゥーン・ヂェミナイ・エルフ」
「竜巻海流壁」
「サイバー・ブレイダー」
「ダーク・ネクロフィア」
「闇の訪れ」
「古代の機械城」
「道連れ」
「The splendid VENUS」
「ビクトリー・バイパー XX03」
「宮廷のしきたり」
「裁きの代行者 サターン」
「極神皇トール」
「アマゾネスペット虎」
↑細かく裁定が変わったカードになりますが、トーナメントにおいて採用率が低いカードであるため詳細はwikiやデータベースで調べていただけると幸いです
●このカード以外の自分フィールド上の「HERO」と名のついたモンスターの数まで、 フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊できる。
●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、 フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
上が旧テキストで下が現在のテキストです。魔法罠破壊を選択した場合必ずHEROモンスターの枚数まで破壊する効果になりました(0枚破壊する。が不可能に)
「王家の生贄」「連鎖除外」「マインドクラッシュ」等
変更前:発動後、自分または相手の手札を確認し、該当カードがないか確認ができた。
変更後:手札を確認する行為はテキストに記載されていないため、ピーピングが不可能になった(大会の際はジャッジを呼んで確認してもらうのもいいと思います)
これらのカードはデッキ・手札を確認するとテキストに明記されているためそのまま処理を行います。
「剣闘獣ダリウス」
変更前:ダリウスで釣り上げたモンスターが効果を発動した場合、効果処理時にフィールドで表側表示で存在しなければ効果が無効にならなかった
変更後:「デブリ・ドラゴン」などの効果と統一され、効果処理時にダリウスを裏守備などにしても無効になるようになった
*9/4 修正しました、眠さん・かふぇさん、ご指摘ありがとうございました。
「暗黒界の取引」
手札を捨てる際、発動したプレイヤーから捨てるカードを見せるようになりました。(墓地に捨てられるタイミングは同時扱いです)
「我が身を盾に」
変更前:ダメージステップでの発動不可
変更後:ダメージステップでの発動可
「硫酸のたまった落とし穴」
マスタールール(11期)の変更に伴い、効果解決時に破壊の成否に関わらず対象のモンスターが表向きで存在し得ないため、リバース効果は不発になります。
「検閲」「リサイクル」
変更前:スタンバイフェイズ中に何度でも効果発動可能
変更後:1ターン1回のみに
「氷結界の虎王 ドゥローレン」
変更前:自身をバウンスすることも可能
変更後:自身をバウンスすることは不可能
「ドラグニティナイト-ヴァジュランダ」
変更前:相手から装備された装備カードも墓地に送ることができた
変更後:自分のコントロールしている装備カードしか墓地に送れなくなった
「禁止令」「ブラック・ガーデン」
*元のカードからしてややこしいためデータベースやwikiを見てください
「薔薇の刻印」
変更前:相手モンスターのコントロールを戻す効果はチェーンブロックを組む
変更後:同、チェーンブロックは組まない
【ユニオンモンスター】(2016年に大幅改定)
①変更前:1体のモンスターに装備できるユニオンは1体まで
変更後:この制約そのものが撤廃
例外:「1体のモンスターに装備できるユニオンは1枚まで」の制約を持つユニオンモンスターが既に装備されている場合は、上記のユニオンモンスターであっても重ね掛けはできない。
②変更前:ユニオンを解除した場合は攻撃表示で特殊召喚
変更後:解除した場合守備表示でも特殊召喚可能に
*ユニオンモンスターは再録によってエラッタテキストに随時更新されていますが、「オイルメン」や「メタル化寄生生物-ルナタイト」などは最新テキストがないため、(恐らく)書かれているテキスト通りの効果でプレイすることになります。
*「マシンナーズ・ギアフレーム」を使用される方には結構重要な変更だと思われます。
この記事は随時アップデートしていきたいので「このカードこう変わってるんだよ!」ってのがありましたらtwitterのDMで教えていただけると助かります!
終わりです。
最終更新:2023/5/8