かもめ亭20を終えて(結構真面目に)
どうも、新年度を迎えてフレッシュ社会人組みがいつ世の不条理に屈するのかを+(0゚・∀・) + ワクテカ +しながら待っているカイザです
Hシンカーの話にしておくべきでした
メインデッキに触れると私のにわかっぷりが晒されてしまうのでやりません
前回のブログの内容(ハイライト)
・平成名勝負数え歌
・松坂
・Hスライダー
・さいごのちょっと遊戯王
書いた数日後
・準優勝者の超ためになる炎星の解説
・ベスト8の超ためになるインフェルニティの解説
・1-3の少しためになる炎星の解説
・優勝者の超ためになる水精鱗の解説
ワイ:Hスライダー
…(;^ω^)
いや、さすがに反省しました
そんなわけで今回は主催者にしかできない角度での記事を書いておきます。
ズバリ、かもめ亭20におけるサイドデッキ~その傾向と対策の巻~です
全24人の参加者がメタゲームを考えて作成したサイドデッキの傾向を分析していきます
まずはその傾向から!(だいたい3人以上が採用しているものをピックアップしてあります)
カード名 採用枚数 採用人数
D・Dクロウ 23 11
増殖するG 22 9
サイクロン 16 8
エフェクト・ヴェーラー 11 6
禁じられた聖槍 10 6
王宮のお触れ 10 4
オーバースペック 7 4
強制脱出装置 6 4
群雄割拠 12 4
透破抜き 8 4
精神操作 4 4
聖なるバリア-ミラーフォース 7 4
転生の予言 4 4
ライオウ 8 4
激流葬 6 3
混沌の落とし穴 7 3
次元の裂け目 9 3
スカル・マイスター 6 3
ヂェミナイ・デビル 6 4
ソウルドレイン 6 3
奈落の落とし穴 6 3
ブラック・ホール 3 3
マインドクラッシュ 6 3
神の警告 4 2
クロウとGが人気ですね、クロウに至ってはほぼ5割の人間が複数枚採用しています
【手札誘発】
サイド内ではクロウ>G>ヴェーラー>ヂェミナイ・デビル≧スカル・マイスターといった感じ
*ヴェーラーはメイン起用も多いので真ん中に、クロウとGはほぼメインには入っていない
環境的に広く浅いメタゲームなためやはり打ちどころの多いDDクロウが人気、ほとんどの参加者が複数枚入れていた。闇属性なのでカオス系デッキにタッチしやすいのも○
増殖するGは【炎星】や【暗黒界】に効力が薄いためやはりサイドからの投入が主流か、これも複数積みが大多数
ヂェミナイ・デビルは1人を除き1枚刺し、【暗黒界】はシェアはそこまででもやはり意識したいということか。≪マインドクラッシュ≫≪氷霊神ムーラングレイス≫に一応対抗できるが
スカル・マイスターはソウルドレインと水精鱗対策を分かち合った恰好で、枚数もほとんど同じ。【炎星】勢に後者の起用が目立った。これも闇属性なのでカオス系にタッチできる
・クロウが多いため墓地をガシガシ活用するデッキは2戦目以降意識して戦う必要がある、といった感じ。
・手札誘発が多いことを見越してか透破抜きを4名が複数枚採用していた。
【魔法・罠対策】
主にサイクロン・砂塵の大竜巻・王宮のお触れ・禁じられた聖槍
サイクロンはメイン・サイドと散らした構築も見られ、3積みが3名、ピン刺し3名、残り2積みであった
砂塵は主に4~5枚目のサイクロンという位置づけでこちらは3積み0名、まさに4~5枚目
王宮のお触れは主に【ライトロード】【カオスドラゴン】が起用。引き込むために全員複数投入
禁じられた聖槍は除去罠対策と戦闘補助、特に【炎星】に劇的に刺さるためメイン投入も目立ち、サイドに散らしている者も
・環境に≪炎舞≫≪アビスフィアー≫≪侵略の浸食感染≫≪暗黒界の門≫など率先して割りたい魔法罠が多いため伏せ除去が多いのも頷ける
【除去罠】
次元幽閉・オーバースペック・混沌の落とし穴・強制脱出装置・聖なるバリア-ミラーフォース・奈落の落とし穴・激流葬・神の警告
・奈落~警告まではほとんどのデッキがメインから最大数投入していたためサイドからは少ない
サイドからは次元幽閉が目立つ、攻撃反応罠を複数枚一気に投入する環境もなかなか珍しいのではないだろうか、≪閃珖竜 スターダスト≫≪暗黒界の龍神 グラファ≫≪水精鱗 アビスリンデ≫≪ライトパルサー・ドラゴン≫あたりをまとめて面倒みれるのが評価された点だろうか
オーバースペックは【炎星】ピンポイントかと思いきや【甲虫装機】【ドラグニティ】などにも効く、まあ主に【炎星】メタなのだが
混沌の落とし穴は【聖刻】【カオスドラゴン】【セイクリッド】【ヴェルズ】など広く見れるカードの1枚、ライフ2000は決して軽くないコストだが神の警告と違って除外までできるのが嬉しい
強制脱出装置はこの環境においては絡め手として、ライフを奪う、などの用途だろうか。ピン刺しで除去を散らす目的と思われる起用が目立った。
・フリーチェーンの強制脱出装置よりも攻撃反応の次元幽閉・ミラーフォースが優先される環境であり、使いやすさよりも効果の強さが優先されていると言える。
・上の項に書いた割るべき魔法罠が多く、これらの伏せカードに除去を使う余裕がないのも追い風か
・二戦目以降は重要なモンスターを易々と除外させないようなプレイが求められる。
・罠カードではないが≪ブラック・ホール≫の採用率がかなり低い、強く打てる状況が少ないということだろうか
【汎用モンスター】
ライオウは主に【カオスドラゴン】【ライトロード】に起用されており王宮のお触れと使用者が似ている、【水精鱗】や【ガジェット】【セイクリッド】にはよく効くカードであり、≪オネスト≫対応なのも○
火舞太刀は【炎星】での起用が目立ち、1700の打点と確実な除去を期待できることから起用されたものと思われる、ダメージ効果により一部カードがタイミングを逃す点も見逃せない
ブレイカーは【魔導】だと各種魔導書のバックアップを受けられるため頼もしい1枚、≪ヒュグロの魔導書≫付加で≪ヴェルズ・オピオン≫を越えられたりする。
【永続系カード】
群雄割拠・次元の裂け目・ソウルドレイン・王宮のお触れ
割拠は使用者すべて3積み、【炎星】2人【暗黒界】【魔導】。これらのデッキはほとんどデメリットなく運用できる
次元の裂け目もすべて3積み【魔導】【ゼンマイ】【聖刻】主に手札誘発を打たれたくないデッキが用いる
ソウルドレインは【暗黒界】【水精鱗】。ライフ1000は軽いコストではなく直接盤面に触れないが維持している限り有利取れる1枚。
お触れは割愛
・罠の傾向から強く相手を縛るよりは直接カードに干渉できる幽閉などが人気の模様
総括:どちらかというとメインとサイドでカードを散らしておいて2戦目以降デッキを一貫させる、といったサイドデッキの傾向だった。聖槍やサイクロンがそれにあたり、ある程度【炎星】を意識しているように感じられた。
次回のかもめ亭はチーム戦7回戦なので多く勝つにはそれだけ細かいサイドボーディングが求められることだろう。メタゲームの傾向をよく読んで構築を練ることが必要不可欠である。
真面目な文章っぽいの書いてたら腕痛くなったので寝ます (´・ω・`)
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かもめ亭21ゲートボール~紡がれるイブニクル~(チーム戦)
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