かもめ亭(離れ)

大地から、大気から、やりがいを摂取しよう!

KT環境 各デッキタイプについて4

*使い手からすると憤怒を覚える内容かも知れませぬがぐっと堪えていただけると大変助かります(´・ω・`)

【セイクリッド】
展開力に優れた≪セイクリッド・ポルクス≫≪セイクリッド・グレディ≫、レベルを自在に変える≪セイクリッド・カウスト≫、優秀な返し札≪セイクリッド・ソンブレス≫らを活用しランク3~5のXモンスターを繰り出してくるビートダウン。
【ヴェルズ】との違いはランク4一辺倒にならずにEXデッキの採択の幅が広いこと、≪オネスト≫≪輝光子パラディオス≫などの光属性専用カードと≪No.61 ヴォルカザウルス≫などを起用できる点である。一方で≪セイクリッド・プレアデス≫は≪ヴェルズ・オピオン≫程相手を拘束する力はなく、魔法や罠であっさり落ちたり≪暗黒界の龍神 グラファ≫≪海皇の重装兵≫などであっさり沈むこともある(ヴェルズには≪侵略の浸食感染≫のバックアップがある)

デッキの固定枠が多くなりがちな【ヴェルズ】と違いランク5生成のための≪サイバー・ドラゴン≫≪太陽光帆船≫≪簡易融合≫、プレアデスと相性のいい罠≪リビングデッドの呼び声≫≪デモンズ・チェーン≫≪安全地帯≫、またKT環境のパワーカード≪炎舞-天キ≫≪暗炎星-ユウシ≫を起用できることも忘れてはならない、天キをプレアデスで回収できることも嬉しい。

召喚を起点に動くため≪奈落の落とし穴≫≪激流葬≫≪神の警告≫などに弱く、サーチ・X召喚をカットし1900打点を持つ≪ライオウ≫はかなりの天敵であるといえる、下級セイクリッドモンスターは1600~1800打点止まりのため1900モンスターを罠で守られると辛い。また上述にもあるがフィールドにモンスターを出さずに除去を行ってくる【暗黒界】【水精鱗】は苦手である。

KT環境において:先行プレアデスで天キ回収の流れが美しいデッキだったが先行ドロー廃止の煽りは大きく、当時とは違った構築が要求される、暗黒界と水精鱗がシェアを伸ばすようだと厳しい。

有効と思わしきカード
◎◎≪ライオウ≫(水精鱗と同じくライオウ+奈落がかなりつらい、こっちにはリクルーターすらいない)
◎≪エフェクト・ヴェーラー≫(サーチの≪セイクリッド・シェラタン≫、ソンブレス、カウストなど打ち所は豊富、カウストには2回目の効果に合わせて打つのがセオリーだが簡易融合や≪霊魂の護送船≫でケアされることも
◎≪奈落の落とし穴≫≪激流葬≫≪神の警告≫(上述)
○≪閃光を吸い込むマジック・ミラー≫(有効だが環境で光が濃いデッキがシェアの少ない【聖刻】【サンダー】ぐらいしかおらず枠があれば、セイクリッドそのものも決して多くはない(たぶん))
○≪地砕き≫≪ブラック・ホール≫(プレアデスが苦手なら魔法で確実に殺したい)
△≪D・D クロウ≫(ソンブレスピンポイント、リビングデッドの呼び声、≪エクシーズ・リボーン≫が見えていれば○に昇格)
△≪精神操作≫+≪迅雷の騎士ガイアドラグーン≫(ランク5を奪ってガイドラ、プレアデスに対してもテキストを強要できるため悪くはないが、2枠割く価値があるか疑問符。元々ガイドラが入るデッキなら○に昇格)

【炎王(炎星)
≪炎王神獣 ガルドニクス≫による圧倒的なボードコントロール力を武器に場を殲滅する中速ビートダウン、≪炎王獣 バロン≫≪炎王獣 ヤクシャ≫ともに獣戦士族のため必然的に【炎星】の要素を取り込める。下級同士の戦闘の強さが特徴の炎星よりも除去力と≪炎王の急襲≫からの切り返し性能、≪炎王炎環≫を絡めたコンボ要素が多いことが違いである。またバロンとヤクシャは守備力200のため≪フレムベル・ヘルドッグ≫≪真炎の爆発≫≪フレムベルカウンター≫などを組み込むことも可能で構築の幅が広い。

除去されても次ターンに復活するガルドニクスの存在は対戦相手にかなりのプレッシャーを与えることができる。この環境で2800↑の打点を用意することは容易ではなく、戦闘に持ち込ませず生物を倒せるので炎星や低めの打点を除去で補ってくる【水精鱗】には有利、一方2700-3000打点で殴ってくる≪暗黒界の龍神 グラファ≫を擁する【暗黒界】、ガルドニクスをSSさせてくれない【ヴェルズ】にはやや不利といったところ、ヴェルズに対しては炎星要素が鍵を握る。

KT環境において:炎王の急襲は後攻で力を発揮するカードなので後攻を取りたいところ、≪炎舞-天キ≫の存在から先行だと厳しい、とは一概に言えない(積極的に先行を取る理由にはならないが)

有効と思わしきカード
◎◎≪奈落の落とし穴≫≪次元幽閉≫(ガルドニクスは必ず除外したいところ、≪禁じられた聖槍≫≪月の書≫に注意)
◎≪D・D クロウ≫(ガルドニクス、炎王炎環、≪熱血獣士ウルフバーク≫など炎星より打ち所は多い)
○≪次元の裂け目≫≪マクロコスモス≫≪ソウルドレイン≫(墓地発動効果が多いため有効)
○≪強制脱出装置≫(手札のガルドニクスはヤクシャがないと処理できないため墓地に送るより安全)
○≪サイクロン≫(炎舞やリビングデッドの呼び声がターゲット、≪砂塵の大竜巻≫を起用するほどではない。)
△≪エンド・オブ・アヌビス≫(ガルドニクスと炎王獣の効果は止まるが、炎王の急襲、炎王炎環、ウルフバーク、ユウシなど対処札も多い、他にいいものがなければ
△≪エフェクト・ヴェーラー≫(炎星より打つ対象が少なく、炎王炎環でケアされることも)